2025年03月27日


先日、京都の淀で桜を見た。
少し時間があったので、淀駅近くのパーキングに車を止めて、たしかこっちの方だよな、と思いつつ住宅街の道を進む。
家々の向こうにときおり小さな水路と満開の桜が見えるが、なかなか辿り着けずにうろうろする。好みの展開である。
ようやく人がすれ違うのも難しそうな細い通路を見つけて通り抜けた。
一瞬で景色が華やかになる。
桜の木々は全体的に小ぶりで若々しい雰囲気があった。
空は快晴ではない柔らかな陽射しで、風もほとんどなく、人は多すぎず少なすぎず、皆さん長閑な表情である。
カメラを持っていたので、ときどき立ち止まってシャッターを押す。
私は街中でカメラを使うのを躊躇うタイプで、街の写真を見るのは好きなのに、自分では撮影する勇気がなかなか出ない。今回撮った写真もほぼ桜しか写っていなかった。人の営みが感じられない写真は見返してもあまり面白くない。
でもまあ、小一時間の散策はいい気晴らしになった。桜を見るのもいいし、知らない街を歩くのはもっといい。

posted by 沢村浩輔 at 00:18| 備忘録とかメモ

2025年02月15日

東京創元社さんからいただきました



ありがとうございます。
楽しみに読ませていただきます。

posted by 沢村浩輔 at 22:19| お知らせ

2025年02月04日

……今年の花粉は多いようですね


今年もスギ花粉の季節が近づいてきました。
日本気象協会の予報では、近畿地方の飛散量は前年比で380%(!)だとか。
まだ花粉を浴びていないのに、この記事を読んだだけで、早くも涙目になりそうです。

しかも敵は花粉だけではありません。
春は黄砂の季節でもあります。
遙か西方のゴビ砂漠やタクラマカン砂漠の砂が偏西風で運ばれて来るのが黄砂です。
偏西風は日本を通り過ぎるとき、列島に黄砂を落とし、東へと流れていきます。
ならば、その代わりに大気中に漂う花粉を太平洋上に運び去ってくれればいいのに、なぜか、そうはならないんですよね。
これさえなければ好きな季節なのですが。

posted by 沢村浩輔 at 01:06| Comment(0) | 備忘録とかメモ