初めて読んだのがいつだったのか覚えてないのに、何となく気に入っていて、ときどき読み返したくなる本があります。
ミステリ以外の小説で、最近、再読したものは、
@『犬になりたくなかった犬』 ファーレイ・モウワット 角邦雄 訳 文春文庫
A『引越し大名の笑い』の表題作「引越し大名の笑い」 杉本苑子 講談社文庫
@は長編、Aは短編ですが、読み返すたびに、「いいなあ」とか、「俺もいつか、こんな小説を書けないものか」などと思います。
ちなみに@のカバーイラストは、あの、やなせたかしさんです。やなせさんは表紙だけでなく、各話の挿絵も描かれていて、どのイラストも味わい深くて素敵ですが、ひとつだけ好みで選ぶなら、「クート号の航行」の挿絵でしょうか。(もちろん表紙絵は除いて)
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